映画『ミッキー17』はどこで観れる?見どころと感想

2025年3月28日(金)よりロードショーされた『ミッキー17』。

エドワード・アシュトン氏が執筆したSF小説『ミッキー7』を原作とし、監督は、映画『パラサイト 半地下の家族』の監督でもあるボン・ジュノ氏が務めています。

「死んでも生まれ変われる」という夢の環境に身を置いた主人公ですが、実はとんでもない環境で、ある事件によって主人公が権力者に逆襲を図る物語です。

ボン・ジュノ氏が監督を務めるSFブラックユーモア作品ということもあり期待を寄せられていた本作ですが、見どころはどこになるのでしょうか?

本記事では、筆者が実際に鑑賞した感想と見どころについてまとめます。

一部ネタバレを含むため、閲覧の際はご注意ください

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『ミッキー17』のストーリー・あらすじ

主人公のミッキーは友人の口車に乗せられマカロンを始めるも失敗。金貸しから追われていたミッキーらであったが、貸主の残虐な性格を目の当たりにし異星への逃亡を決意。当時、惑星ニブルヘイムへの植民化計画に乗っかり、使い捨てワーカー「エクスペンタブル(英語で”消耗品”)」となる。

死んでも生まれ変われるこの仕事だが、実は死に直面する現場での作業やモルモットに近い扱いをされ、死んだ際には人体を複製してクローンを作り、記憶も装填するという鬼畜極まりない仕事内容であった。

惑星での現地作業中、ミッキーは陥落事故に遭うものの一命をとりとめ基地に戻る。しかし、死亡したとみなされ、ミッキーのクローンが新たに生成されており、ミッキーが2人いる事態に。

ミッキーへの非道な扱いに耐えかねたミッキーは、コピーとともに権力者に反撃を試みる。

『ミッキー17』の原作と監督について

本作は、エドワード・アシュトン氏が執筆したSF小説『ミッキー7』を原作とし、ポン・ジュノさんが監督を務めています。

ポン・ジュノの監督作品とは

ポン・ジュノさんは韓国で活動する映画監督で、アカデミー賞受賞経験のある方です。

代表的な作品は以下のものがあげられます。

  • 殺人の追憶(Memories of Murder)
  • グエムル-漢江の怪物
  • 母なる証明(Mother)
  • スノーピアサー
  • オクジャ(Okja)
  • パラサイト 半地下の家族

ポン・ジュノの映画スタイル

ポン・ジュノさんの作風は一つの作品に様々なジャンルをミックスさせる作風が特徴で、『グエムル-漢江の怪物-』では、怪獣映画に家族ドラマと社会風刺が織り込まれ、『殺人の追憶』では、サスペンスとブラックコメディが絶妙に融合しています。

本作では、階級社会に対する風刺とブラックコメディが融合されたジャンルミックス作品となっています。

『ミッキー17』の見どころポイント

SNSなどの投稿や、筆者が鑑賞してみてポイントとなる箇所についてまとめます。

ポイント1:ちりばめられた社会風刺

主人公の周りにはびこる貧困、格差、そして植民化計画における政治や階級、権力。そういった社会への風刺が各シーンにちりばめられています。

また、使い捨て労働者というのも、企業権力にあらがえずにとって替えられる現代社会をうまく取り込んでいるようにも思えました。

ポイント2:性格の違うミッキー

17人目のミッキーとコピーされた18人目のミッキーの性格は対称的です。

温厚で死に対する恐怖を抱くミッキー17と利己的かつ感情的で歯止めの利かないミッキー18。この相対する人物だからこそ物事が大きく進んでいきます。

その理由としてはミッキー17と先住民のクリーパーとの関係もかかわってくる。

ポイント3:先住民VS侵略者

惑星ニブルヘイムに新たな国を作ろうとする権力者。しかし、新たな星には先住民がいました。

人間はその容姿から先住民を「クリーパー」と名付けました。

先住民と人間との関係はどうなるのか。本作では滅殺することを選んでしまいます。

ここで生じる先住民と人間との闘争。この発展において植民化計画がどう進んでいくのかも見ものであります。

筆者が鑑賞しての感想

ここでは、筆者が実際に観たうえでの個人的感想をまとめます。

長時間飽きないストーリー展開

@warnerjp 👔『ミッキー17』映画業界から激賞コメント続々💬 ポン・ジュノ監督最新作に世界が熱狂🔥 ⠀ 著名人からの激賞コメントは 公式サイトをチェック✔︎ ⠀ 《どん底》からあなたをスカッとさせます― #山崎貴 #町田啓太 #甲斐さやか #⽴川譲 #樋口真嗣 #ポンジュノ #ロバートパティンソン #映画ミッキー17 #ワーナー映画 #映画 #洋画 ♬ オリジナル楽曲 – ワーナー ブラザース ジャパン

SF系映画は初めて出会ったものの、本作は最後まで楽しく見ることができました。ミッキーの仕事に対する感情や、それらの救いとなった彼女の存在。そしてまくしたてるような逆転劇にはハラハラする箇所も多くありました。

そしてラストシーン。最後の最後まで釘付けで観てしまいました。

パラサイトとかを観てからの方が面白い?

本作についての感想をXなどで観てみると「ボン・ジュノらしい」といった言葉が多く出てきます。

筆者は最近映画にはまりだした身であるため、ボン・ジュノ氏の作品についてあまり詳しくありません。そのため、作風については全く比較対象がないため共感するところが多くありませんでした。

前作等を比較して評価されている方も多く、パラサイトなどのボン・ジュノ氏の作品を観てから本作を鑑賞すると私より楽しんでみることのできる作品なのかもしれません。

グロ耐性な意味としてはきつかった…

青春ラブコメやヒューマンストーリーを好んで観ていたため、血や断末魔といった要素に対する体制が全くありませんでした。そのシーンが来るたびに抱えたリュックを握りしめ苦い顔をしながらスクリーンを観ていました。

グロ要素への耐性がない方には注意が必要です。

本作の個人的評価は★★★☆☆

壮大なSF作品であったという点ではとても見入ってしまうシーンが数多くありました。

しかし、社会風刺やブラックジョークといった点については、他者の感想を観てから納得したという点もあり、個人的には肌に合わない作品だったの感じてしまったのが本音です。

もっとほかの作品も観て知見を広げながら本作を見返していきたいなと感じた筆者でありました。

著名人からの絶賛コメントが多数!

本作について、映画監督や俳優など、同業者からの評価が数多くあります。

これらを見る限りではやはり同業者受けする作品であることは明白でありましょう。一般視聴者からの賛否は多くあるものの、作品としての質は極めて高いものであるという点は筆者も賛同です。

『ミッキー17』はどこで観れる?

『ミッキー17』は上記リンク先(外部リンク)にある映画館で鑑賞することができます。ロードショー後間もないため、上映映画館が追加されることもあるかもしれません。

2025年4月4日(金)からは、新作の上映が開始されることもあり、上映会数が執筆現在(2025年3月30日)より減ってしまう恐れがあります。

映画は原則毎週金曜に新しい映画がロードショーされるため、観に行く際はお早めに行かれることをお勧めします。

ぜひ劇場に行って楽しんできてください!

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